こんにちは、はてな編集部の谷口です。
このブログ「編む庭」では、はてなの編集スタッフが「編集」に関するあれこれを書き綴ってきたのですが、今回は、編集部に新しく入社したスタッフを紹介したいと思います。
チームのプロデューサーとして id:k-yakou がJoin!
現在、はてなでは、さまざまなオウンドメディアの運営に携わっており、多くの企業さまと一緒に、よりよいコンテンツを作るべく、日々邁進(まいしん)しています。
おかげさまでたくさんの企業さまからお話をいただいており、これからもより安定した体制でコンテンツの制作を行うべく、さまざまなWebメディアを運営してきた谷古宇(id:k-yakou )が、チームのプロデューサーとして入社しました。ヨッシャ! 引き続きがんばるぞー!!
といいつつも、まだまだ入社したばかりなので、この記事を書いている私も正直知らないことが多いのです。そこでこの機会にいろんな疑問・質問を谷古宇に投げかけてみました!
小・中・高・大とサッカー少年で、社会人になってからの趣味はフットサル。書斎が本で埋もれているくらいの読書家で、国内外の文学を中心にさまざまな作品に感銘を受けてきたが、あえて“1冊”を挙げるとしたら村上春樹著『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(新潮社)。好きな映画監督は小津安二郎。
――はてなに来るまではどんな仕事をしていたんですか?
谷古宇:株式会社アットマーク・アイティ(現在はアイティメディア株式会社)で、「ITmedia エンタープライズ」や「ITmedia マーケティング」の編集長を経験しました。2015年にはインフォバーンに入社して、エグゼクティブ・プロデューサーとして「DIGIDAY[日本版]」の初代事業責任者や、「BUSINESS INSIDER JAPAN」の初代事業責任者 兼 創刊編集長などを務めました。
――ほうほう。単刀直入に聞きますが、なぜ「はてな」に興味を持ったんですか?
谷古宇:もともと「はてな」という会社には興味があったんです。はてなって、開発やサービスのポテンシャルは高いのに、ある意味「分かりやすくWebサービスのトレンドや波に乗ってマネタイズしていく」っていう選択肢を選ばないままここまで成長している印象があって。その不思議な文化に「なんでなんだろう?」と興味を持っていました。
あとは、長年編集者や記者として働いてきた中で、どこか「ものづくり」に違和感を感じていたんです。その違和感をなかなかうまく言語化できずにいたんですが、アイティメディア時代に人材育成関連のサービスや人、本と触れる機会が多くて、ふと「自分は組織作りや人材育成に興味があるんだ」と気付いたんです。既存の枠組みではなく、「一から始められる場所」を探していて、はてなと出会いました。
――入社してからの業務を一言で表すと?
谷古宇:一言でいえば、交通整理、ですね。はてなでは、ここ最近メディアやコンテンツプロデュースの受注がぐっと増えていて、僕も含めて新しい編集スタッフが増えましたが、受け皿となるチームが完成し切っていなかった。もともとコンテンツを制作する力はしっかりとあるチームなので、これまで以上に教育体制やビジネスとのバランス調整に注力したいです。
――はてなで手がけている編集コンテンツをどう思いますか?
谷古宇:丁寧。構成も、画像も、タイトルも、媒体のテーマにあったキャスティングと企画も、見れば手をかけて作られているのが分かります。正直、ちょっと驚きましたね。もちろん「もっと効率よく進めよう」とか「ぶっ飛んだ企画を出そう」とか課題もあるけど、コンテンツ制作に関して特に問題はない。これから、もっといいチームになると思います。
――もう“身内”なので、何だか照れますね……! それでは最後に、これから、はてなでどんなことをしていきたいですか?
谷古宇:一般的に、はてなはBtoCのイメージが強いと思いますが、コンテンツ制作をはじめ、BtoBの領域も拡大しています。BtoCで長年ユーザーと向き合ってきた知見とシステムは、企業にも転用できる。もっともっとBtoBの新しいサービスを始めていきたいですし、それを支える「組織」を作っていきたいですね。
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